おはこんばんは
先日は
を見てきました。
この作品知ったのは1年前ほどで公開日はなんと2018年で実は既にリバイバル上映済み...前回は忙しい時期で行けず...(実はテレビでも配信されて過去もあるらしい)
まーったく知らなかったこの作品、たまたま主題歌を聞いて惹かれて調べて行き着いた作品でした。んでビジュアルポスターの一枚絵をちらっと
やべぇ
美しすぎんか???罪だよこれ
という感じで「なんで俺劇場で見てないんだよ...」って気持ちで軽く鬱でした。
初見というのは凄く大事なものでよく聞くのが
「記憶を消してもう一度見たい」
これ本当に共感できて初めて見るからその時感じられるものってのがあるんですよね。
だから最適な環境を用意できなさそうな現自宅で見るのは嫌だったから視聴を後伸ばしにしてました。(もう数年たってたら見てたと思う)
そしたらなんとまたリバイバル上映するって!!!!!!
その期間は2023/09/08から1週間!!下は公式X(Twitter)
【9/8(金)より1週間限定上映】
— 映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』 (@sayoasa_jp) 2023年9月5日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』
入場者プレゼントが決定!
ティザービジュアルを使用した
クリアポスカードを配布
※先着・数量限定
🗓9月8日(金)より公開
🎟各劇場のHPにて順次販売予定
👇詳細はこちらhttps://t.co/gIpBis2wFD@sayoasa_jp
先にネタバレ無しの感想
家族愛や思う気持ちなど二人の絆の強さに色々なことを感じさせられる話でした。
また、曲は特に主題歌大好きですし、歌詞がね見終わった後見るとすんげぇエモい
そして話だけじゃなくてやはり特にマキアとエリアルの声優さんの演技が本当にいい、必死さや泣きそうな声や泣き声つられました。自分は色々な声優さんの演技に結構泣かされてきてるんですけど特段ATRIの竜司のアトリへの去り際の一言が大好きなんですけど匹敵するくらいにはキます。
てか演技とは思えないシンクロ度というかそこにキャラが存在してました。
まあ人それぞれなので絶対感動する話とは言えませんが自分はこの作品大好きです。
リバイバル上映が結構繰り返されてるのもあって恐らく結構な人が好きなのかなとは思ってるので機会があれば是非劇場やレンタルで見てみて欲しいですね。
さてここからが本編のネタバレ含むお話を少々
またあやふやな部分もあるため壮大な勘違いや勝手な解釈を含みます悪しからず。
話の流れを思い出しながら感想や解釈を間に盛り込んでいこうと思います。後で自分も見返したいので出来るだけわかりやすく頑張りたい。
まず自分は既に公開されている作品ということで情報を遮断していたせいであの上記のビジュアルポスターから勝手に少女と少年のボーイミーツガール的なお話だと勘違いしてました...最初のお話の流れと今回のリバイバル上映の特典からなんとなく勘違いを察して思考の軌道修正が出来ましたw
序盤の流れを先にざっくりいくと、
少女の一族は古の長命種で人里離れたとこで住んでいる、織物を生業としそれらに自分たちの記録を残したり言葉の代わりとして表現できる。
↓
とある国が長命という点に目をつけ狙い襲って主人公の少女は色々あって遭難、親友の少女は攫われる。
↓
遭難中に盗賊に襲われて亡くなった母親とみられる女性が強く強く抱きしめる胸には赤ん坊がいた。
↓
拾い育てることを決心、たまたまお手本となるような2人の子供を育てるシングルマザーの家に赤ん坊と一緒に転がり込む
↓
↓
とまあ細かいとこをいくと主人公マキアは両親が亡くなっており孤独感に苛まれます。その際に長老から「外の世界で出会いに触れたなら、誰も愛してはいけない。愛すれば本当のひとりになってしまう」と忠言を頂きます。これは長命種である彼らの掟のようなものです。この話が序盤に出たときすぐ悲しい結末待ってんじゃね...って思ってしまいました。よくエルフと人は一緒にいない方がいいみたいな設定を見ると思いますが同じように時の流れが違うのは残酷で長い方は基本的に置いて行かれる側、つまり別れを言われる側なのです。
故にこの長命種の一族は【別れの一族】と呼ばれています。
なので基本的にこの一族は外の世界に関わっても悲劇しか生まないから出てはならないといった風習がありました。
そして赤ん坊を拾った理由はあとで出てきますが
個人的にマキア当時やつれていた自分のための依存先のようなものだったのではないでしょうか。家族が欲しかったとかかな?
そこで赤ん坊の母になろうと考えます。しかし、簡単なものではなく転がり込んだ先の師匠ともいえるような母に教えてもらいながら子の成長と共にマキアは母として少しずつ成長していきます。
一方赤ん坊だったエリアルは幼少期からとてつもない愛情を受け取っており、物心つく頃にはその愛が凄いもので「何故」と考え込んでしまいます。このころには自分の生まれの状況を伝えられており本当の母ではないことは知っています。故に本当の子じゃないのにどうしてこんなに愛をくれるんだと困惑してしまいます。しかし、エリアルが母としてマキアが好きですし守りたいという気持ちにも偽りはなかったんですが、エリアル思春期真っ盛り、血は繋がっておらず他の人たちからは「べっぴんだよなぁ」といわれる容姿もあって余計に異性として恋人のような感情を抱いてしまいます。
しかし、マキアは俄然母親ムーブをしており、酒に溺れた時に少し本音を漏らしていました。そのせいで多少拗れてしまい「母だと思っていない」という酷い言葉をマキアに突きつけます。ただエリアルは年相応でありながらも多少は考えられる子でその感情はマキアを傷つけてしまうと気づく。
ここでのエリアルの発言から確か「自分のために必須になってくれて大切にしてくれる、そういう人を母さんと呼ぶと思っていた」という点からもやはりエリアルはマキアのことを好きだったのかな。
だからエリアルはマキアを守りたかった。そして異性として見てしまう自分は守るどころか傷つけてしまうということに気づいて独り立ちしようと騎士団に志願します。
マキアは上の発言をほとんど聞いており自分は母にはなれなかったと察したのかなと。
そして「離れたくない、嘘つき守ってくれるっていったじゃん!」と胸の中で悲しみながらもエリアルの決意を受け入れ独り立ちを見送ります。
この後マキアは拉致られて幽閉されます。(エリアルは知らない)
数年幽閉された後色々あってマキアとエリアルは再会を果たします。
マキアは再会の前にエリアルには新しい居場所があり、リタ(お世話になってた村の女の子)と結ばれておりお腹に子を宿していてその子の出産を手伝いエリアルはもう大丈夫なんだねと恐らくここでエリアルはもう親離れできる、してるんだといったような印象を受けたのかなと。
そして再開したときに別れた時からずっとマキアの気掛かりだったのがエリアルに母とは思ってなかったといった発言からエリアルの母にはなれなかったとそのことを少し悲しそうにエリアルに伝えます。しかしエリアルが反論、「あなたが教えてくれたんだ、やさしさ、つよさ、ひっしさ、誰かを愛する気持ちを」とエリアルは告げます。
エリアルはこの数年間騎士団の仲間や恋人との関係を経て如何にマキアが母として尽くしてくれていたかを気づき成長していた。。。
また、エリアルは守れなかったと悔みます。
実際マキアはエリアルと常に一緒にいることで悲しいこと辛いことが和らいでいました。しかしマキアはこう返します。
「エリアルは嘘つきじゃなかった。エリアルは約束を守ってくれた。私のことずっと守ってくれてたの。
エリアルを思い出せば私になれた。エリアルが私の事を呼んでくれるならお母さんじゃなくてもいい。どんな名前でもそれが私の名前になる。
今の私を織り上げてくれたのはエリアルなんだ」
といったように告げます。
解釈としては別れる前は一緒にいることが一番重要で離れることでもう守ってくれない一緒にいないからもう無理状態だったけど、母とは思ってないけど凄く大事に思ってくれているという話を偶然聞いており、どんな関係でもこの思う気持ちや愛情は繋がっていてどこにいたとしてもマキアの中には大事に思ってくれているエリアルがいる。だからもうマキアは独りぼっちじゃなくなってたエリアルは私のことを守っていてくれた。という感じでいいのかな?
マキアはエリアルには恋人がいて妊娠しておりその出産をマキアは手伝ったりと色々な点から恐らくエリアルはもう大丈夫だと信じ去ります。
ここの「行かないでくれ!母さん!!」ってシーンはうるっときましたね...そして神秘的な光と共に去っていくマキア...
去った理由としては恐らく種族的な掟なども考慮した結果なのかなーと、神秘的な演出にしていたのも住む世界の差別化?また古の一族の一つですが他にもドラゴンのような存在もいて残された一体と共に村に住んでいます。
謎の多いそのドラゴンのような種族には原因不明の暴走する病がありましたが最後のシーンでは多少時間がたったであろう1枚絵が流されていましたがその中にもそのドラゴンはいました。
少し話はずれますが親友は国の人間と長命種である親友の間に子を成しており、長命種の血を受け継いでないと判断して一族の村には連れ帰りませんでした。しかしその子が成長した姿が最後のシーンに流れているため後々成長が止まり実は血を受け継いでいましたということだったと思います。
つまり時間が経っているのにも関わらず凄い勢いで残りのドラゴンが病に掛かっていたのにドラゴンが長生きしてたということは伝説とされてた古の一族たちはあまり現代の種族と関わらない方が良かった説が自分の中に浮上してきてます。
その後親友を助け出した後にもう殆ど人間たちと関わることはないだろうと思いながらも「大丈夫絶対忘れない」って点も良くて最初の寂しげで引っ込み思案みたいなマキアと比べるとくるものがありますね。
飛んで帰ってるときにも「別れの一族、多くの別れを見送って時は立ち止まらずに進んでいく、だからまた出会うことができる。出会って織り上げていく」ってこんな感じのワードがあるんですけど作品冒頭でマキアが語ってるときやあらすじにも書いてあるように
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縦糸は流れ行く月日。横糸は人のなりわい。人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。
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といった話があって最初の話最後に回答っぽいの話しててよかった。
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んで最後のシーンあるんですけど流石にここまで文字化するのは野暮だと思うので感想だけ...
むっちゃ好きィイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!
「やはりか」「くぅ...」「俺も一緒に泣く!!!!!!」「そう思えてよかったねええええああああああ!!!」
って感じでした・。・
もしここまで読んでしまったなら見ろ。俺なら見直せ。そういうことだ。
ただ、注意点を唯一挙げるとすれば自分がほとんど文では触れていない部分があるのだが...最後はそこの点も多少良かった形にはなっているけど途中多少なり胸糞なシーンがちらほらあります!!非常に生々しい話だったりとか...
リゼロのスバルが嫌いって言ってる理由の中にくずいとか感情がキモいとか言われてたりしますが、自分は凄く共感できて本物の感情や生々しさを感じるから好きなんですよね。その生々しさは人によって好き嫌いがあると思うのですがさよ朝も恐らくそうと思う部分があるので少しは人を選ぶ部分があります故
思い出しながら書いてたら2,3時間経ってるのでbye
全体の感想はちゃんと書けてないので気が向いたら書きます。